今年の4月から自分で始めた仕事ですが、
なんとか継続することができたのは良かったです。
来年は今ともう少しちがうことをしたいなあ、
と足りない頭でいろいろと考えてます。
さて。
前回の記事通り、横浜に行ってたのですが。
JALの機内誌を読んでいて
面白い話を見つけました。
場所はトルコ。
16世紀のモスクの石造りのアーチを
補修することになりました。
当時の技術が残っていないので、
かなり苦労をして
補修にとりかかるために石をとりのぞこうとしたとき。
石のすきまにガラス管がありました。
さらにその中には手紙が・・・
もとの設計者のものでした。
そこには、
・おそらくこのアーチが400年くらいはもつだろうが
その後は修理が必要になるだろうこと。
・400年後は建築技術が進み過ぎて
当時の作り方がわからないだろうから、と
アーチの作り方、直し方の説明。
が書かれてあったそうです。
当時もこの設計者は天才的な建築家と
呼ばれていたそうです。
が、この手紙が彼の凄さを
さらに高めていると感じました。
・自分の設計したものの寿命を
正確に把握していたこと
・自分の建築が将来に
取り壊しではなく、
修理の対象=保存の対象になることを
確信していたこと
・後世に当時の技術が残らないことを予測し
それを伝えようとしたこと
僕の仕事は形に残るものは何もありません。
が、つきあった生徒の
頭や心に何かを残すことが出来ればいいな、と。
来年もスローペースですが
ブログ続けていくつもりです。
皆さんのご多幸を。
クラブワールドカップの決勝があり、
ミランが4対2で見事に優勝しました!
カカが大活躍した試合だったんですが
カギはミランの2点目だったように感じます。
前半もカカの突破から先制しましたが、
ボカの選手もうまくカカを封じていて
前半はそれほどミランのチャンスはありませんでした。
が、後半フリーキックからミランが2対1にしたことで、
ボカも攻めに転じざるを得なくなり
カカが自由にうごくスペースと時間ができてしまいました。
とにかくやりました!
ミランファンの皆さん、おめでとう!
ミランの選手、ありがとう!
で、ちょっとさかのぼって木曜日。
ミラン対浦和を見るために
横浜までいってきました。
(決勝は以前にも書いたとおりみないことにしました)
今回僕の一番の目当て?は
キャプテンのマルディーニ。
今シーズンでの引退を発表しており
生で見るおそらく最後のチャンスです。
残念ながらスタメンではなかったですが
終盤に途中出場し、彼の雄姿を見ることもできました。
ご存じのとおり、1対0の結果だったんですが、
各メディアは
「浦和健闘!」「ミラン苦しめた!」「惜敗!」
等の内容が主でした。
が、試合を通じてみる限り
ミランとしては最少得点だったものの、
ほぼ危なげない勝利でした。
2−0、3−0になる可能性は十分ありましたが、
浦和が点を入れる可能性はかなり小さかったと思います。
ミランが先制したあとも、
浦和の方は何が何でも1点取って
追いつこう!という気迫が
少なくともプレーからは感じられませんでした。
(もしかしたらあったけれど、
ミランにうまく封じられていたのかも、ですが)
ミランファンの僕としてはどうでも良いのですが、
日本代表、また他のスポーツも含めて
見た目の数字だけで過大評価をするのは
いかがであろうか、と思います。
上にも書いたとおり、結果は1−0でしたが
まちがいなく、それよりずっと大きな差が
ミランと浦和にはあったはずです。
(浦和の長谷部選手はそんなコメントでしたが)
その差、を実感したうえで
それでもなんとかして勝つんだ!
という考えを持たない限り、
これからもヨーロッパ、南米には追い付けないでしょう。
ただ、浦和のファン、生で見るのは初めてでしたが
すばらしかったです。
(ミランファンの僕にはうざかったですが)
浦和レッズ対セパハンの試合があって
見事に浦和が勝利をおさめましたね。
浦和ファンの方、おめでとうございます!
つぎはとうとうACミランとの対戦ですね。
ちなみにぼくはミランのファンです。
ということで
レッズ、かかってこんかい!
木曜日は僕も横浜にいって
ミランの応援をして参ります。
いい試合になるといいですね。
個人的には3対1でミランの勝ち、くらいが希望です、ハハハ。
ファンのひいき目を差し引いても
浦和がヨーロッパチャンピオンに勝つことは
ありえないとおもってます。
(それでも奇跡を信じるのがファンというものですが)
決勝も見にいきたいのですが、
ずっと前にも書きましたが
93、94年にミランを見にいって
二年連続で南米勢に敗れた苦い思い出があるので
決勝はあえて自宅で見守ることにしました。
早く木曜日になれ〜!
よいのでは、という話をしたんですが、
もうちょっと考えたことを。
あくまで僕の勝手で無責任?な考えですが。
日本では、前回述べたアイヌや琉球(沖縄)のような
少数派、または少数民族
(彼らが俗にいうヤマト民族とはべつの文化を持っている、
または持っていたのは事実なので)
が日本からの独立を訴える、といったことは
ほとんどないようです。
(あってもマスコミに取り上げられていないのかも)
ですが、世界のアチコチで起こっている
現在のテロや紛争は
ほとんどが宗教や民族の問題から起こっているようです。
冷戦時代は政治的な問題が主だったと思います。
民族とか宗教のアイデンティティに関わる問題では
みんな妥協がしづらいのでしょう。
また、どの国家も少数民族の分離独立には
神経をとがらせているようです。
一方で注目したいのはEUです。
いろんな国家がいまのところは
経済の一点で共同体を作り上げています。
各国の文化などを守りつつ
統一された共同体。
これがこの先、世界が目指すべき
一つのかたちではないかと感じます。
大きな共同体として国家を持ちつつ
それぞれの民族の大幅な自治を認める、
というかたちで、
このスタイルを一つの国に当てはめることも
可能だとおもいます。
EUのようにいろんな国家を一つにまとめるよりは、
一つの国家をそのように分割するほうが
容易なのではないかと思います。(私見ですけど)
そう考えると、EUは
今後の歴史にも大きな影響を与えるような
偉大な実験だと思います。
おそらく、ソ連の共産革命よりも
すごいことなんじゃないかな、と。
う〜ん、あんまり面白くなさそうな話ですね、ハハハ。
最近読んでチョー面白かった本です。
「吉里吉里人」上・中・下巻 井上ひさし 新潮文庫
もともと世に出たのが昭和56年ということで、
決して新しい本ではなく、
タイトルは聞いたことがあったのですが、
いままで読む機会がありませんでした。
が・・・
もっと早くに読んでおけばよかった・・・
とりあえず、今年一番おもしろかった本です。
あまり核心に触れると、
これから読む人に悪いので軽くだけ。
東北地方の吉里吉里村が
日本からの独立を宣言して吉里吉里国となります。
で、小国ながらも独立を勝ち取るために
いろいろな戦略があるんですが・・・
以前、「街道をゆく」の沖縄編で
僕は確か
「沖縄は日本から独立する権利があるのでは?」
みたいなことを書いたことがあります。
アイヌに関しても同様の考えを持っているので
この話は非常に面白かったです。
ちょっと話は変わりますが、
近年、国連でも
世界の先住民族の権利を認める向きの宣言(だったかな?)が
発表されています。
で、それをうけて、日本の現首相が
「アイヌが先住民族かどうかは断言できない」
(つまりアイヌの先住民族としての権利は認められない)
旨の発言をしていました。
個人的にはちょっとガッカリでした。
政治家というのは
言辞を弄しているだけの存在だな、
というのが率直な感想です。


