僕の琴線に響きまくる話でした。
ふだん感想を書いている「街道をゆく」にも
砂鉄・タタラの話が出ており、(以前記事にしました)
タタラ仕事(製鉄)をするのは
山をつぶすことと等しい仕事、とは知っていたので
非常に納得のいく話でした。
また、タタラ場に来た坊主?が朝廷の使いであったりするのも、
タタラ衆が公界(くかい)の人間であったことを表しています。
公界:一般人(農民)以外の特殊技能をもっていた集団。
権力者と関わりなく、天皇と直結していたと考えられる。
wikipediaでも宮崎氏が、網野善彦の影響をうけたらしいと
書かれてありました。
網野善彦:歴史学者
農民を中心とした歴史学に疑問を投げかけた。
上記の公界や賤民の研究で有名。
(何冊か読んだことありますが、面白いです)
また、中世のタタラの中心は出雲地方でしたが、
でてくる武士の旗印に毛利家の家紋が出てきたり、
(三ツ星の下に一文字)
エボシという女性が鉄砲をうつときに、
一人に銃の掃除をさせて、一人に弾薬を込めさせたりするところは
非常にリアリティがありました。
タタラの話に戻ると、タタラは一作業で
(作品中では5日間火を絶やさないと言ってました)
一山をつぶすくらい燃料として木を必要とします。
「街道をゆく」では、そのために中国、朝鮮では
森林がことごとくはげ山になってしまった、と書いてあります。
日本がそうならなかったのは、単純に日本の気候のおかげであると。
高温で湿潤な気候のために山の復元力が強かった、そうです。
ここからが僕の中で感じた主題となるのですが、
この物語は現代の自然破壊の問題を中世のタタラに仮託して、
さらにストーリーとして発展させたものだと解釈したのですが
日本人(人間といってもいい)は自然に対する感謝、
を真剣に持っているのか?
人間と自然はこれから、どう折り合いをつけていくべきなのか?
(これは宮崎氏のテーマでもあるかと思ったのですが)
その目指すべき姿が主人公であるアシタカなのかな、と。
アシタカは人間と自然の間で中立的な姿勢を保ちつづけていました。
自然を保護するべきなのか、開発を優先すべきなのか、は
もう多くの論が出尽くすほど出た話だとは思います。
あえて言うと、そのふたつの論の間で葛藤すること、こそが
必要ではないのか、と感じました。
どちらか二者択一することはおそらく不可能だとおもいます。
保護のみでは人間の生活や経済がなりたたないですし、
開発優先では現在の自然破壊が促進されるだけになってしまう。
その間で、人間の取るべき道を真摯に模索すること、
が必要なのだろう、と感じます。
ただ、今までの人間があまりにも開発や目先の利益に
片寄りすぎた分だけ、
自然保護を優先することでバランスを取る必要があるとは思いますが。
面白かった、と一言いいたいためだけに、
ゴチャゴチャと書いてしまいました。
僕も一度、危ない経験をしたことがあります。
2,3年前のことです。
仕事が終わり、ご飯も食べて、帰宅しようとしてました。
夜中の2時くらいです。
で、家の駐車スペースにバックで入ろうとしてました。
うちの駐車場は夜は真っ暗なんですが、
チラッとバックミラーに白っぽいものがうつっているのが見えました。
いつもは真っ暗なので、「あれ?」と思い、
車から降りて確かめました。
僕の父でした。
酔っ払って帰ってきて、そこで撃沈したようです。
堅い地面の上で倒れたらしく、
メガネが割れて、鼻のあたりから出血。
起こしましたが、前後不覚の状態で、
僕が自分の息子だ、とも気づきません。
僕には絶対に命令口調でしか話さない父なんですが、
僕だと気づいていないので、
「ああ、すみませんね、どもども」
とか、アホなことを言ってます。
家の中に連れていって、傷の手当をしようとしても、
「いやあ、大丈夫です。すみませんね」
といってました…
で、翌日。
「祐介〜。わし、顔から血が出とるんやけど…」
アホか…
もう少しで、親殺しになるところでした。
自動車と衝突して一人なくたった、というのがありました。
交差点での事故ですが、高校生側は一時停止の標識があったそうです。
で車の運転手は逮捕。
なくなった方には気の毒ですが、
事故を起こしたら、とにかく車が加害者、という考え方、
どうにかならないものでしょうか?
僕の直接の知り合いではないんですが、
以前こんな話も聞いたことがあります。
仮にAさん、とよびます。
Aさんはトラックの運転手で、
ある夜仕事で道を走っていました。
青信号の交差点に進入したところ、
横から、赤信号を無視したノーヘル・二人乗りのバイクが
突っ込んできました。
止まれるはずもなく激突。バイクの二人は即死。
一人の頭からは脳がはみでている状態。
トラックを降りたAさんは茫然自失のまま、
はみ出た脳みそを頭の中に戻そうとしていたそうです。
で、Aさんは逮捕されて、交通刑務所で服役することになりました。
こういうのって、どうにかならないですかね?
車の運転手にある程度の自覚が必要なのは分かります。
が、それはその他の通行者にも同様なはず。
酒を飲んで運転した人が事故を起こせば、
当然重い責任を負わなくてはならないのはわかります。
が、ルールを守って運転していても、
ルールを守らない被害者(被害者と言いたくもないですが)のせいで
加害者にされてしまう。
もちろん、人生だって大きくかわってしまう。
ちなみにAさんは出所後はトラックの運転はやめて、
車の運転もしなくなったそうです。
僕が運転者だったら、車の修理代を請求したいくらいです。
皆さんはどう思われますか?
で、航空ネタの話を生徒ともしてたんで、
ネットでもいろいろ見てました。
最近はビジネスクラスも格安航空券が出てるらしいんですが、
中華航空はいま安いです!
タイのバンコクに飛ぶのに、他社のビジネスクラスが約20万円。
中華航空なら11万円くらい。激安です。
ぼくなら迷わず、中華航空に乗ります。
まだビジネスクラスなんて乗ったこともないのでいい機会です。
少なくとも、今のタイミングでは事故を起こさないでしょう。
で、航空ネタのブログ、というものもあって、
すこし見たんですが、
「エミレイツのビジネスはいい!」とか、
「エールフランスの機内食おいしい」とか、
なんかブルジョワチックなことがたくさん書かれてました。
いいなあ。縁がないなあ。そういうの。
僕はどこにいく時も必ず、最安値を選択します。
結果として、
エアロフロート(ロシア)とか
ビーマンバングラディシュとか、
エジプト航空とか…
まあ、どちらかというと途上国の飛行機になります。
慣れてしまうと、ボロイ機体もまずい機内食も
そんなに気になりません。
自分と同様のそんなにおカネのない旅行客も多いんで
けっこうお隣同士で話もあったりして楽しいもんです。
でもですね。パキスタン航空。Pakistan Airline。
頭文字を取ってPA。
PAというのが
「Perhaps Arrive」(たぶん着く)の略だと。
これは笑えません。ちゃんと到着して下さい。
でも、大学出てから長い旅行なんてしてません。
どっか行きたいです・・・
ちょうど世界陸上の女子マラソンが
35km過ぎの良いところだったので、
ゴールまで見てました。
土佐選手のねばりはすごかったですね。
(顔もねばり強そうな顔でした、ハハハ)
で、中国選手が二位になってて、
中国にはマラソンのイメージがあまりなかったので
すごいなあ、と。
ただ、すこしだけ心配になったのが、
来年の北京オリンピックのマラソンで、
日本の選手が中国の選手の前を走ってたら、
観衆から妨害とかされてしまうんでは…
ということです。
ここ数年、中国でのスポーツイベントに
日本のチームが参加した時のブーイングは
ちょっと常軌を逸しているようにかんじます。
サッカーのアジアカップでも
日本対中東のチーム の対戦でも、
中国の観衆から日本チームにすごいブーイングがありました。
政治のゴタゴタを離れて、
スポーツはスポーツとして世界の人が楽しめるといいな、
と願います。
で、中国や韓国での反日感情が近年高まっているように
感じるんですが、
日本でも最近、
「嫌中派」とか「嫌韓派」みたいなことを
明言するひとが出てきたり、
中国、韓国寄りの発言をしたり、
戦時中の日本に批判的な発言をする人を
「売国00」と呼んだり、
ということが
目立ってきているようにかんじます。
それぞれの国に、
美質もあれば、改善すべき点もあるでしょうから、
「嫌いだ!」というあまり建設的でない言い方は
僕はあまり好きではありません。
と、スポーツを見ながら
ちょっと外れたことを考えてしまいました。




